S.M.A.R.T HDDとは
パソコン診断ソフトを装ったウィルスです。
フォルダやファイルを消えたと見せかけ、「データが失われるぞ」などと脅して、有償版を買うように促します。
そんなの無視してOKです。間違ってもクレジットカードの番号を入力などしないように!
S.M.A.R.T HDD駆除方法
1.ファイルを見えるようにする
- 左下の「スタート」を右クリック→「エクスプローラーを開く」でエクスプローラを立ちあげる。
- 「ツール」→「フォルダオプション」→「表示」→「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェックを入れる。
2.RkillでS.M.A.R.T HDDの動きを止める
- Rkillの作者様のページにアクセスする。bleepingcomputer.com
- ページ内に「RKill.exe Download Link」があるので、クリックする。rkill.exeのダウンロードが始まります。
- rkill.exeのダウンロードが完了したら、適当な場所に保存する。(私の場合は、Cドライブ直下に保存しました)
- rkill.exeをダブルクリックして、実行する。実行中のファイルが次々と止まって行きます。
- 数十秒で完了します。この時、実行を止めたファイルが表示されます。英文字がランダムに並んだ怪しげなファイルが表示されていれば、それが犯人です。とりあえず動きは止めました。
3.S.M.A.R.T HDDを駆除する
- Microsoft Safety Scannerにアクセスする。Microsoft Safety Scanner
- 「今すぐダウンロード」をクリックする。msert.exeのダウンロードが始まります。(光回線でも数分かかります)
- msert.exeのダウンロードが完了したら、適当な場所に保存する。(私の場合は、Cドライブ直下に保存しました)
- msert.exeをダブルクリックして実行する。
- 「使用許諾契約に同意します」をチェックして、「次へ」をクリックする。
- 「Microsoft Safety Scannerの開始」画面が表示されます。「次へ」をクリックする。
- 「スキャンの種類」画面が表示されます。(私の場合は「フルスキャン」を選択しました)
- スキャンが開始します。進行とともに緑色のゲージが溜まっていきますが、一杯になっても終了ではありません。数回繰り返します。全て完了するまで長時間かかります。(私の場合は5時間程かかりました)
- 完了画面が表示されます。駆除したファイル名が表示されます。
S.M.A.R.T HDDに感染しないために
次のことを守ってください。
- Windows Updateを頻繁にする
- Java/JREを常に最新版にする
- Adobe Readerを常に最新版にする
- Adobe Flash Playerを常に最新版にする
アップデートのお知らせが来たら放置せずに実行しましょう。
最後に
実は、私自身、S.M.A.R.T HDDにかかってしまいました。
おそらくPCを長時間つけっぱなし、FlashやAdobe関連の更新サボり、などが原因だと思います。
自戒の念とともに、他の人も苦しまないようにと、この記事を書きました。少しでも助けになれば幸いです。